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9000系


区間急行運用に就く9004F 撮影:御殿山駅

■車両紹介
京阪特急は京橋〜七条間をノンストップで運転していたが、通勤対策として平日朝の
特急淀屋橋ゆきが平成5年1月から中書島に、1993年3月から枚方市に停車するようになりました。
この時間帯は2扉車では客扱いに無理があるため1997年3月のダイヤ改正に合わせて
セミクロスシートの9000系を40両新製し、朝の特急淀屋橋ゆき限定に運用されるようになりました。
9000系は7200系をベースにしており、塗装も一般車と同じカラーで、
窓下に入ったライトブルーの帯が識別のポイントとなります。

車内は中央ドアに背に向ける集団離反形の固定クロスシートを主体に、
両端のドア付近に2人掛けのロングシートを配置しています。
ラッシュ以外で特急に使用する場合は中央ドアを締め切り、これと連動して1両あたり12人分の補助席が
使用可能と言う機能があったがこの機能は現在は使用されていません。
なお第5編成(9005F)は2002年に中間のT車のみオールロングシートに試験変更されました。

2003年のダイヤ改正から10分ヘッドに変更され特急車不足分を9000系で運用されている為、
1日の運用の半分以上が特急運用に就くようになりました。

2008年からはオールロングシート化工事が行われ、
2010年1月に9000系全編成がオールロングシート化され新塗装になりました。

■運用範囲

■基本編成図

■編成写真


9001F

9002F

9003F

9004F

9005F
 

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